私たちの山ノ内町は、どのような町なのでしょうか。日本の他の町とくらべて、どんな特徴があるのでしょうか。

■基本データ

人口:13,445人(※)
面積:265.9平方キロメートル
※2015年(平成27年)1月1日現在

〜歴 史〜
1889年(明治22年)の市町村制の施行とともに平穏・夜間瀬・穂波の三つの村によって構成されるようになりました。その後、1954(昭和29年)4月平穏村が、平穏町となり、1955(昭和30年)4月、1町2村が合併して今日の山ノ内町となって現在に至っています。

■ユネスコエコパークと山ノ内町のくらし

【昔から人々が賢く守ってきた自然】
移行地域と緩衝地域の山林の一部は、昔から地元の人々が共有地として管理していました。野草や樹木をとりすぎて、自然をこわし、後の時代の人がこまらないよう守られてきたのです。これは「入会(いりあい)」とよばれる仕組みで、今でも続いています。
また、川でとれるイワナについても、とりつくしてしまわないよう、志賀高原漁業協同組合が管理しています。

【長野オリンピックの開発について】
1998年(平成10年)におこなわれた長野オリンピックでは、道路を整備する際に、植物や土を守りながら進められました。また、橋やトンネルを作ることで、山をできるだけけずらず、元の地形を残すように行われ、動物のためのトンネルもつくられました。

■山ノ内町の観光と産業

山ノ内町は他の地域とくらべて、どのような特徴があるのでしょうか。

温泉の町

山ノ内町は多くの温泉があり、温泉地として有名です。国内だけでなく、外国からも多くの人が観光におとずれています。

野猿公苑

山ノ内町で一番有名なのは、野猿公苑のサルたちかもしれません。温泉につかるかわいらしいサルの姿は、「スノーモンキー」とよばれて親しまれ、外国からたくさんの人が見に来るほどの人気があります。
なぜ、ここまで人気があるのでしょうか。実は、サルは一般的に暖かい地域の生き物で、寒い地域には見られません。野猿公苑のサルはニホンザルという種類ですが、このサルは青森県の下北半島まで分布(ぶんぷ)していることから、「野生では人間以外でもっとも北に住む霊長類」とよばれています。つまり、私達以外の国の人にとっては、「寒い場所でくらし、温泉であったまるサル」はとてもめずらしい生き物なのです。

ウィンタースポーツ

志賀高原は国内でも有数のスノーリゾートです。毎年、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを目的に、多くの人びとが集まります。

トレッキング

夏の志賀高原の観光はトレッキングが人気です。森や池をめぐり、志賀高原の自然を楽しむことができます。

農 業

山ノ内町に広がる、ユネスコエコパークに指定された豊かな自然環境。その恵みを活かして、町では農業が盛んです。
その元となっているのは、志賀高原のきれいで豊富な水。昔から、この水を活用するために、横倉堰(よこくらせぎ)・上条堰(かみじょうせぎ)の整備など、人々が大変な努力を重ねてきたのです。

特にりんごは「長野県うまいくだものコンクール」など、さまざまなコンクールで上位入賞しています。また、デパートや高級な果物店で取り扱われるなど、山ノ内町産の価値がみとめられてきています。

【山ノ内町産の代表的なブランド】

●「サンふじ」
 袋をかけずに育て、太陽の光をたくさんあびさせることで、味をよくしたりんごです。

●「巨峰」
 その名のとおり実が大粒で、国内で消費されるブドウの代表的な品種のひとつです。