山ノ内町ではユネスコエコパークの取り組みとして、どのようなことを行っているのでしょうか。

■主な活動

ABMORI 森林再生事業

2014年(平成26年)から“市川海老蔵(いちかわえびぞう)「いのちを守る森」づくり=ABMORI(エビモリ)”として、閉鎖されたスキー場での植樹活動など森林再生事業を行っています。植樹した木の生育状況の調査や苗づくりなども行っています。

再生可能エネルギーの活用

太陽光発電、雪氷熱利用、温泉熱利用、小水力発電などをすすめています。これらは石油を使う火力発電とちがい、自然からたえずえられる「再生可能エネルギー」とよばれる、地球にやさしいエネルギーです。

環境学習プログラム

実際に志賀高原の自然の中を歩いて、ガイドさんから説明を受けながら、自然の大切さや自然と人の共生について学ぶプログラム 。毎年、全国から多くの学校が志賀高原を訪れ体験しています。

環境教育

緩衝地域や移行地域では、幼児から高校生までの子どもたちが、ネイチャーウォッチング、ゴミ拾い、湿原再生活動などを行っています。

ユネスコスクール

移行地域の全小中学校をユネスコスクールに登録し、ESD(持続可能な開発のための教育)を進めていくことを目標としています。

▲東小:「ABMORI育苗(いくびょう)」「蓮池外来種駆除(くじょ)活動」

▲西小:「りんご栽培・販売」「春のみどりの少年団ゴミ拾い」

▲南小:「志賀高原ESD学習遠足」「地域探検・調査」

あれ? これって、僕たちがやってきたことも入ってるの?

そのとおり!

山ノ内町の小学生がやっているゴミ拾いなども、実はユネスコエコパークの活動のひとつ。だって、きれいな自然を守るためにやっていることでしょう?

それに、こうして町のことや、自然のことを学ぶのも、大切な活動よ。ユネスコエコパークは、世界中にとって、自然との共生のお手本にならなければならないの。

私たちがゴミをひろったり、勉強することを、世界のどこかの小学生がお手本にする。そうして、世界がだんだんよくなっていく。それが、ユネスコエコパークの目的なのよ。

山ノ内町で見られる外来種(がいらいしゅ)

「外来種」とは、ある土地で昔から見られた生き物ではなく、他の土地から入ってきた生き物のこと。外来種には、生命力が強かったり、敵となる生き物がいなかったりすることで、とても増えてしまうものがあります。すると、昔からいた生き物が増えられなくなり、その土地の生態系がくずれてしまいます。
そのため、外来種の持ち込みを防いだり、積極的にその数を減らすなどの取り組みが行われています。

▲左上:セイヨウタンポポ/右上:セイタカアワダチソウ/下:ブラックバス