山ノ内町ではユネスコエコパークへの取り組みとして、どのようなことを行っているのでしょうか。

■主な活動

環境保全型農業の推進

1982年(昭和57年)に地力増進施設(ちりょくぞうしんしせつ)・堆肥(たいひ)センターを開設し、家庭や旅館から出る生ゴミ、家畜のフンなどを使って肥料を作る取り組みを始めています。このように、自然に対して害のない農業を進めています。

再生可能エネルギーの活用

太陽光発電、雪氷熱利用、温泉熱利用、小水力発電などをすすめています。これらは石油を使う火力発電とちがい、自然からたえずえられる「再生可能エネルギー」とよばれる、地球にやさしいエネルギーです。

自然再生事業

志賀高原ゲンジホタル公園の整備や、観察の案内などを行っています。

環境教育

緩衝地域では、幼児から高校生までの子どもを対象としたネイチャーウォッチングや、ゴミ拾い、湿原再生活動を行っています。

ユネスコスクール

移行地域の全小中学校をユネスコスクールに登録し、ESD(持続可能な開発のための教育)を進めていくことを目標としています。

▲東小:6年「志賀高原ユネスコエコパーク環境学習プログラム」、「蓮池外来種駆除活動」

▲西小:「春のみどりの少年団活動」ゴミ拾いと木工体験

▲南小:2年「りんごの栽培活動」

▲北小:「根曲り竹細工の学習」

あれ? これって、僕たちがやってきたことも入ってるの?

そのとおり!

山ノ内町の小学生がやっているゴミ拾いなども、実はユネスコエコパークの活動のひとつ。だって、きれいな自然を守るためにやっていることでしょう?

それに、こうして町のことや、自然のことを学ぶのも、大切な活動よ。ユネスコエコパークは、世界中にとって、自然との共生のお手本にならなければならないの。

私たちがゴミをひろったり、勉強することを、世界のどこかの小学生がお手本にする。そうして、世界がだんだんよくなっていく。それが、ユネスコエコパークの目的なのよ。

山ノ内町で見られる外来種(がいらいしゅ)

「外来種」とは、ある土地で昔から見られた生き物ではなく、他の土地から入ってきたも生き物のこと。外来種には、生命力が強かったり、敵となる生き物がいなかったりすることで、とても増えてしまうものがあります。すると、昔からいた生き物が増えられなくなり、その土地の生態系がくずれてしまいます。
そのため、外来種の持ち込みを防いだり、積極的にその数を減らすなどの取り組みが行われています。

▲左上:セイヨウタンポポ/右上:セイタカアワダチソウ/下:ブラックバス